2013年1月3日木曜日

Time Doctorで仕事を把握


以前にネットの使用時間を制限しようとしているという話を書いたが,ネットに限らず,自分が仕事やそれ以外にどのぐらい時間をかけているのか,調べてみたいと思った.
自分は自分に甘いので,たくさん仕事しているように思い込んでいるし,雑用が多いように感じている.しかしその実態はどうだろうか?
ネット情報によれば,ちゃんと測ってみると,実際にはなんだかんだと休憩していて,1日4時間ぐらいしか働いていないこともあるそうだ.もしかして俺のことかも?

というわけで仕事をしている時間を計ることにして,Time Doctorを導入した.

このソフトは,基本的にはPCに向かって仕事をしている時間を計ってくれる.仕事を始めたとき,または仕事の内容が変わったときにTime Doctorに登録しておけば,それぞれの仕事の時間を計測して、毎日レポートとして送ってくる。
PCを使わずに行う仕事は、手動で入力できる。ウェブサイトのレポート機能を使えば、過去の時間の集計も可能だ。

このソフトを昨年の9月末から使っている。
12月末までの結果を集計してみた。

いちばん長く取り組んでいるのは、予想通り、某研究プロジェクトの仕事。Time Doctorで集計されているぶんだけで約100時間。
実質3ヶ月で100時間は、つまり1日平均1時間ということだよなぁ。長いのか、短いのか? まぁそんなものか? それ以外の仕事もするわけだし。

2位は「授業」だった。集計されている時間は約60時間。
授業に取られている時間がこれほど長いとは思っていなかったが、改めて考えてみると、週に5コマの授業をしていて1コマ90分だから、実際は60時間以上かけているはず。Time DoctorはPCを使わない仕事を手動で入力させるが、そこが甘かったものと思われる。

3位が「メール処理」で約40時間。えっそんなに?
メールに返事を書いている時間だけでなく、そのメールに添付する書類を作ったり、調べ物をしたりする時間も含まれているはずだが、それにしても多いなぁ。3位かよ。

ここから後は団子。
4位は「雑務」で約28時間。上のメール処理とは別に、書類を書いたり、予算処理したりする仕事。もう少し細分化して把握したいと思って一時期「予算処理」とか「書類処理」に分けてみたりもしたが、面倒くさくなって最近は「雑務」で統一している。
5位が「PC設定」、約26時間。うーむ。
6位は「移動」で約23時間。朝の通勤時間等は含まず、出張の移動時間や、会議のために新宿・八王子間を移動する時間などのみを集計しているが、それでも実際にはもっと多いはず。
7位に「学科幹事業務」が入って約16時間。これは4位の「雑務」と切り分けが難しい。

集計された時間の合計は約500時間だった。月20日勤務だと仮定すれば1日8時間強。実際には集計されていない時間がかなりあるので、まぁふつうのサラリーマン並みぐらいは働いているであろう。

「メール処理」が多いのは何とかならないか。迷惑メールや広告メールはGmailの機能で受信トレイに入れないようにしているので、純粋にメール処理にもたもたしているということだろう。これは改善しなければ。

Time Doctor、面倒なところもあるが、なかなかおもしろい。Linux版もあって、Linuxで仕事をしているときもちゃんと集計してくれる。あと1年ぐらいは使い続けたい。

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